親鸞聖人の足跡は、御旧跡と言われる寺院に遺されているいくつかの書籍を通して知ることが出来ます。しかし、そのことだけではなく、親鸞聖人の足跡が、地域に伝わっている史跡や、人びとの間に伝わってきた伝説・伝承として、今日まで遺されていることは、あまり知られていません。
伝説・伝承は、荒唐無稽の作り話のような事柄と思われるかもしれませんが、親鸞聖人に出遇い、あるいは親鸞聖人の言葉に出遇い、真宗の教えを生きる「よりどころ」として、大切に伝えてきた人々によって、語り継がれてきたものです。地域によって様々ですが、それらの伝説・伝承を通して、民衆の苦悩に寄り添った親鸞聖人のお姿が伝わってきます。
悩み多き今、大切に伝えられてきた伝説・伝承を通して、宗祖のお心をいただく機縁となることを念じております。
関東に残る親鸞聖人の足跡や伝記・伝承の地をご紹介いたします
親鸞聖人の足跡や伝記・伝承の地一覧
山梨県(20)
長野県(22)
茨城県(31)
- 枕石寺縁起・雪中の親鸞
- 板敷山の護摩壇跡
- 玉日姫御廟
- 大山の草庵跡
- 親鸞聖人お田植歌伝説
- 喜八阿弥陀
- 爪かき阿弥陀
- 明法房ゆかりの地法専寺
- 親鸞聖人伝説 田上の七不思議
- 歎異坊の伝親鸞作童子像
- 親鸞聖人お経塚
- 町田の菩提樹
- 元西光寺跡
- 阿弥陀堂と伝善鸞墓所
- 報佛寺の身代り名号
- 稲田草庵
- 願船寺のお手植え銀杏
- 花見岡の大蛇済度(黒蓮華)
- 花見岡の大蛇済度(大蛇の頭骨)
- 大増の大蛇済度(人喰橋)
- 大増の大蛇済度(蛇塚)
- 長須阿弥陀寺(悪龍済度)
- 長須阿弥陀寺(龍の髭)
- 長須阿弥陀寺(名号を刻んだ石斧3本)
- 長命寺 大蛇の歯
- 雁嶋湧出の由来
- 明神の化身・赤童
- 栴檀香木浮足の太子
- 湖中御感得本尊の台座
- 霞ケ浦御草庵
- 如信上人御廟所 法龍寺