開基は新田義貞の家臣桐山忠道です。義貞が越前藤島で討死後の康永２年（1343）末男の義四郎貞重が松代の本誓寺に入り、第４世宗信房となります。その際忠道も出家して本学寺を開基し、本誓寺の隆盛を助け、連綿と念仏を相続してきました。しかし天保１１年（1840）大火にあい、焼失廃絶の憂目をみるに至りました。そして本誓寺の廃塔頭となっていましたが、明治１１年（1878）成田観成氏により、西厳寺から離脱した檀家の応援を得てこの地に移転再興され、今日に至っています。本堂は明治１６年の建立です。本尊は阿弥陀如来です。